中学準備講座

英語

難易度が上がっている中1英語

2年前の教科書改訂から中1の1学期の英語の内容は難易度が上がっています。

原因の一つは小学校で英語が正規教科となったことです。中学校で扱う教科書は「小学校でやっていますよね?」というスタンスで進みますが、小学校での英語の授業は文法としては教えない、単語を書いて覚えることはしないのが実情です。

以前の中1最初の定期テストは、アルファベットと代表的な単語(おもに名詞)が書けて、文法もせいぜい“This is~”“I am~”などbe動詞の最初だけだったのが、現在はbe動詞のみならず一般動詞も扱われ、単語は動詞も書ける必要があります。

単語の重要性

文法の理解にはやはり「単語力」は欠かせません。中1の最初は“書けないとマズい単語”と“書けなくてもいいが意味は分かっておきたい単語”に分け、覚えていく必要があります。

You-学舎では記憶アプリ“Monoxer”を使い、単語の発音と意味の定着をさせ、それとは別に必要な単語は“書く”練習とテストもしていきます。

個人差があってしかるべき文法学習

文法の学習は現時点でお子さまがお持ちの単語力によって指導内容を調節すべきだと思っております。入塾時のカウンセリングや初回の授業で各お子さまの状況を見させていただいたうえで、お子さまに合う内容から進めていきます。

数学

「算数」から「数学」へ

「算数」から「数学」に変わる最初の一歩が「正負の数」で、小学校の算数にはなかった「マイナス」という概念が入ります。

数学嫌いのお子さまがやりがちなのが「マイナスの付け忘れ」です。この「付け忘れ」を軽く見ると中学3年間、そして高校入試にまで影響がでる深刻な欠点につながります。

「数学嫌い」の芽

原因としては「マイナス(負の数)の意味合いを理解していない」「マイナスをつける、つけないを正しく使い分けて計算途中を書かない」ことが考えられます。

計算としては最初の足し算、引き算だけならばそれほど苦労をしない方もいらっしゃいますが、正負の数の意味合いを理解し、使い分けを丁寧に練習しておかないとそのあとのかけ算、わり算や文字式、方程式でミスを連発してなかなか正しい答えが出せず、結果「嫌い」になってしまいます。

準備講座ではまず「正負の数の概念」を説明し、「正負の足し算、引き算」を徹底的に練習していきます。

高校準備講座

英語

文法は基本中学内容+αだが…

高校で学習する英語の文法は基本的には中学校で習ったものをベースにしていますから、未知の勉強が始まる中学校に上がった時のようなインパクトはありません。

しかし、覚えるべき単語数は中学で1600~1800語、高校で1800~2500語と言われており(幅があってスゴイんだかスゴクないんだかわかりにくいですけど)、高校の場合は更に単語が複数組み合わさった熟語、イディオムも数多くあります。中学校で単語覚えにさほど苦労しなかった方も、高校では最初から意識して覚えていかないと追いつかなくなっていきます。

英単語の覚え方のシフトチェンジを!

単語は書くより読む機会が圧倒的に多くなるので、書けることにこだわった中学時代の覚え方から脱却する必要があります(書けなくていいわけではありませんが)。

高校準備講座では記憶アプリ“Monoxer”を使い、高校生としての単語覚えの姿勢を身につててもらい、文法も高校に入ってからすぐ必要な単元から学習していきます。

数学

量2倍×速さ2倍?

多くの中学校は数学の教科書は1冊だったと思いますが、高校に入ると「数学Ⅰ」と「数学A」の2冊になります。また授業の進み方も早く(数学に限ったことではありませんが)、量と速さの両方が増すことで苦労される方もいます。

高校数学こそ計算力が大事!

高校数学の問題はとにかく難解です。理解することで一杯一杯になりがちで、問題を解く過程の計算に目がいきません。

しかし高校数学の計算量はハンパなく多いので、理解に行きつく上でも速く正確な計算力は欠かせません。理解しようにも計算でもたついてミスを連発していたら先に進むことはできません。

高校準備講座では数学Ⅰの最初の計算の単元を予習していきます。