余裕のある今だから

小学6年生の3学期は小学生活の余生(?)とでも言えそうなゆったりした期間です。

それが卒業式を終えたくらいからにわかに忙しくなり始め、入学後は新しい勉強や新しい生活に慣れるのに精一杯になります。

心身共に余裕がなくなるので中1の4月はこちらも気を遣います。

「中1ギャップ」という言葉に過敏に反応する必要はありませんが、お子さまに今までにない負担がかかることは確かです。

心身共に余裕がある3学期のうちに、中学になって役立つ復習、予習することをお勧めします。

 

やっておくべきこと①分数の計算

中学に入って数学で使うのは小数よりも分数の方が圧倒的に多くなります。

小学校の時は分数の単元以外ではそれほど分数を触る機会はありません。逆に分数の学習をしている時はそればかりやるので特につまずくこともなく通り過ぎます。しかし中学になると常に分数がついて回り、さらにaやxなどの文字も入ってきます。そうなるととたんに混乱し、ミス続出ということになりがちです。

この3学期に分数の足し算引き算、掛け算割り算を速く、正確にできるよう復習してください。中学ではほとんど帯分数が出きません。仮分数中心で復習をしてください。

 

やっておくべきこと②単位量当たり大きさ、割合と百分率、速さ

いわゆる「文章題」の代表格です。「単位量あたりの大きさ」と「割合・百分率」は小5、「速さ」は小6の内容です。中1後半の文字式、方程式で必要になってきます。定期テストで7割以上取りたいのであれば避けて通れません。「速さ」は「単位量当たりの大きさ」と考え方は同じなので一括してやるとわかりやすいと思います。「割合・百分率」は問題文中の「比べる量」と「もとにする量」を〇や△などで分かりやすくしるしをつけてみると少しわかりやすくなりますが、理想を言えば図を書いて根本の考え方を理解させた方が対応できる問題の幅がグッと広がります。どちらにしてもこれらは頭の中だけではまとまりにくいので、図を自分で書く練習も必要です。

 

やっておくべきこと③社会の歴史は時代の順番だけでも覚えておく

社会の特に歴史は「好き」となればまったく苦労をしないのですが、「興味がない」「嫌い」となるととことん頭に入りません。好き嫌いは個性とも言え仕方がない部分もありますが、身近に気軽に読めるマンガでもあればちょっとは「嫌い」が緩和される可能性があります。しかしこれは「嫌い」が自覚されてからでは手遅れです。そうなる前にだましだまし読ませることがコツです。嫌いになってしまったものを好きにするのは至難の業なので、嫌いであってもせめて時代だけでも順番に言えるようにしておいてほしいと思います。時代の前後関係も分からずに歴史を勉強しても、時間の軸がないまま人物や出来事を丸呑みするだけです。すぐに頭の中でバラバラになり正確に知識を使えません。念仏のように「縄文、弥生、古墳。飛鳥…と唱えさせる、クイズ形式で覚える、必殺技「トイレの貼り紙」、やり方はいろいろあります。

 

やっておくべきこと④英語の単語を100個目標で書けるようにしておく

次年度から小学校でも英語が正式な学科となりますが、すでに今の小6は学校で英語に触れていると思います。小学校では耳と口だけでの学習だったと思いますが、中学校は筆記でのテストですから書けてナンボです。覚えるときにはもちろん書いて覚えるのですが、見ながら何度書いても覚えることはできません。また音が伴わないと定着もしません。手順としては①単語をみて声に出して読む②単語をひとかたまりに形として頭に入れる③何も見ないで単語を書く…を1セットにしてください。

100個は少々盛りすぎかもしれませんが、可能であれば1年生の教科書(手に入らなくても学区内の書店で準拠のワークが販売されています)の単元3つくらい先取りをしておくとスムーズに中学英語が軌道に乗ります。特に「数字」「曜日」「12か月の月」は早めに覚えておくべきです。

 

やっておくべきこと⑤国語の漢字の読み書きをレベルに合わせて1学年だけでもやり直しておく

何の変哲もないアドバイスですが、漢字の読み書きは読解の土台であり全教科の勉強に影響します。漢字が読めないと中学校の教科書(特に国語と社会)の内容理解が出来ません。お子さんは読めない漢字が出てきても面倒くさいが先に立ち、聞いたり調べたりしません。読めないことすら自覚しないお子さんもいらっしゃいます。適当に読んだり飛ばして読んだりするので慢性的に理解不十分になりそれが積み重なって理解力そのものが低下してしまうのです。また高校入試前になって「漢字が書けない」となるとあわてて漢字の問題集で覚え直すことになりますが、数が多いので結局中途半端になります。欲を言えば小学6年間の漢字を覚えておくのが一番ですが、多すぎるとお子さんのやる気も低下しますので範囲を限定しておさらいをしておいてほしいと思います。

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