優先順位を意識するだけで点はまだ伸びる!

今週末は中3生学年末対策です

大阪府私立高校入試まで3週間を切りました。来週中には最後の定期テスト、学年末テストが控えています。

中3生は毎日、学校から帰ってからすぐに塾に来て勉強に励んでおりますが、時々「ん⁉︎」と驚きや疑問を感じることがあります。それは「優先順位)という観点が抜けていることが大きな原因です。

勉強の仕方がわかる=優先順位を知っている

大阪府の公立高校の合否を決めるのは当日の試験と内申点です。

内申点は来週にある学年末テストまで入ります。先日公立高校を志望している生徒さんが熱心に問題を解いているのでヒョイとのぞいたところ私立高校の入試過去問をやってるではありませんか。

「えっ?なんで今これやってるの?」と問うたところ、「いや、なんとなく」という答え。

内申点に余裕があるならばまだわかりますが、それほどではないだろう。出来ればあと1でも2でも上げておかなければ当日の負担が増えます。

私立のことも気になるのはわかる。でもそういう時は例えば「学年末の国語の問題集を仕上げたら私立過去問の数学を1年度分やる」というように、今一番大事なことを先にやり、その後にやりたいことをやるべきです。優先順位をつけることで効率の良い勉強を組み立てることが出来ます。

 

炎上覚悟で「身の丈」発言しますけど

~解くべき問題の優先順位①定期テストについて~

定期テストは様々なレベルの生徒さんが受け、しかも点数にある程度差をつける必要があるので、生徒さんによっては「自力では解けない問題」も混ざっています。

テストが終わって「どうだった?」と聞くと「ここがわからへんかった」と指差すのはバリバリの応用問題だったりします。テストが返却されてその応用問題以外が全て出来ているかというと、基本でボロボロ落としている…

「どうせ出来ないから諦めろ」と言っているのではありません。

先ずは自分が解ける問題を極めて確実に点を稼ぐことを最優先して欲しいということです。年末に「身の丈発言」が物議をかもしましたが、自分の力量を知ってその力にあった戦い方を考えることは決して悪いことではないと思います。

 

 

なんでそこだけ真面目なんだ?

~解くべき問題の優先順位②入試について~

基本的に定期テストと同じですが、合否がかかっている分、よりシビアに選別し、効率よく点を稼ぐ必要があります。

入試の問題パターンは公立入試やそれぞれの私立高校入試である程度決まっています。

限られた時間で要領よく点を取るためには順番がポイントとなります。例えば大問が4つあって4番目の問題パターンが得意分野ならばそこを最初に解くべきです。

そんな話をすると、「え~、最初からやらないと気持ち悪い」などと変なまじめさを発動する人がいますが、入試は気が済むかどうかではなく点が取れるか取れないかの方が大切です!

入試の最優先事項は1点でも多くとり合格すること、そのためには解くべき問題の優先順位を決めることが大事であることをしっかり頭においてほしいと思います!

 

まとめ

今の自分の力でとるべき問題を取りこぼしていませんか?「応用問題の方が配転が高い」という方もいますが、テストは博打ではありません。”ハイリスクハイリターン”を狙うよりも1問の配点は低くても確実に点を積み重ねることの方が点数アップにつながります。勉強の優先順位、問題の優先順位を意識するだけでも結果に跳ね返ってくると思います。

学年末テストについてこちらも是非お読みください!
【試験対策】定期テスト対策でやってはいけない4つのこと

公立高校入試情報はこちら→【平成31年度】大阪府公立高校入試合格者平均点と難易度・出題分析

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