2月19日から太秦中学校、蜂ヶ丘中学校の学年末テストが始まります。もう3週間後とは…早いものですね。

学年末テスト対策は万全ですか?今回のテストは、5教科+実技科目も全部集合!という、今までで一番過酷なテストです。のんびりしてたら間に合いません。いつも2週間前から準備しているなら、今回の学年末テストは3週間前からの準備が必要です。テストまでの3週間、どうやって勉強したらいいかわからない人は、↓こちらのページを見てくださいね。

【テスト勉強】残り3週間の成績アップ戦略!

 

勉強方法は↑上のページを見ていただくとして…今回、お話ししたいのは学年末テストと学年末の成績の関係です。

学期が終わるごとにもらう成績表の数字。1学期と2学期は、各学期のテストや授業態度、提出物で決まっていました。ところが…3学期の成績は3学期のテストや授業態度だけで決まるものではありません。今年1年分のテストや授業態度、提出物の総合点なんです。

失敗例に学ぶ成績の上げ方

だから、成績を上げるのがとても難しいです。私が塾の講師を始めてすぐに担当した中学1年生の男の子のことをお話ししましょう。忘れられない成績アップ失敗の記憶です。

彼は、理科がとても苦手でした。しかし、もともと通塾していた塾では英語と数学しか授業をとっていなくて、他の科目のフォローはなかったそうです。私の生徒になったときの成績は…

1学期中間20点台、期末20点台、成績2、2学期中間20点台

詳しい点数を忘れてしまったんですが、お母さんが「せめて30点とってほしい…」と嘆いていらっしゃったのを覚えています。しかし、英語と数学も塾に通ってようやく「3」ぎりぎりの点数をキープしていた状態、部活のスケジュールの都合で理科の授業をとることはできませんでした。結局、理科は独学のままでした。前の塾と違っていたのは独学のペースキープ、テスト前の授業増加ができたことです。学校の問題集を自分で解いて、苦手な部分をテスト直前の授業でフォローしました。そして私の生徒になって1回目のテストがやってきました。2学期の期末試験です。

2学期期末50点台

まだまだ伸びしろはありますが、とにかく50点台に到達!見事に点数アップしました。とはいえ、中間テストが20点台、期末テストが50点台では成績はまだ「2」のままです。これは分かっていたことです。彼も納得して次のテストに向かって気持ちを切り替えました。成績は上がりませんでしたが、点数アップを経験して「勉強の仕方がわかった」と自信を持つことができました。

そして3学期の学年末テスト!学校の課題、塾の授業、自習…と本当によく頑張りました。結果は…?

3学期 学年末60点台!

とうとうやりました。彼は満面の笑みで結果を持ってきてくれましたし、私も大喜びしました。これで次の成績は「3」間違いなし!とワクワクドキドキ期待が膨らみます。

成績は…?

ところが3月、通知表には無情にも「2」とありました。悲しい顔をした彼に話を聞くと、「先生に聞いたら『頑張ってるから3を付けてあげたかったけど、1学期が悪かったからね…』って言われた…」とのこと。残念ながら、「3」をとることはできませんでした。

しかし理科の成績が3に上がらず残念だった一方、同じような点数推移だった数学の成績は「3」に上がっていたんです!

学年末で頑張ったら通知表の成績は上がるのか?

上がることもあれば上がらないこともある!…としか言えないのが正直なところです。すみません…。でも、点数が上がらなければ成績は絶対に上がらないので、「上がる」と信じて勉強しましょう。