モニター授業2日目終了!
本日も小学生が参加してくれ、和気あいあいとスタートしました。
今回は、前回の宿題確認からスタート。
英検5級の学習は一旦おいて、今回は漢検5級の授業を中心におこないました。
漢検5級の学習
漢検は級によって問われる分野が異なります。
本日は、熟語・類義語・対義語について見識を深めました。
漢検における熟語の扱い
漢検ではもちろん正しく漢字を書けることが大切です。
しかし、漢字がもつ1つ1つの音読み・訓読みのセット、その漢字の持つ意味、
その漢字を使った表現についての理解が不可欠です。
(1)シキ折折の草花を楽しむ。
この問題を解く際、「シキ」という読み方の漢字をただ当てはめるだけでは
正解できません。指揮、四季、始期、色、織、識などキリがありません。
この場合、下についている「折折」に着目する必要があります。
「折る」と読めるので、何かを折り曲げるという意味を持っています。
他に、「折(おり)」と呼んだ場合、「時折」のように使われます。
これは、その機会・時期といった意味で使っています。
さて、問いでは下に「草花を楽しむ」とあります。
つまり、季節を表す意味で「シキ折折」を考えなければいけません。
生徒くんは、季節の話をしてもピンとこなかったようでした。
つまり、しきおりおり という言い回しを知らなかったということです。
ここで大切なのは、「創造力」です。
私が、「はる・なつ・あき・ふゆ」と言うと、
それを漢字に直し、シキという漢字に当てはめて表現しようとしました。
しばらくすると、『「はるなつあきふゆ」季節はいくつ?』と次のヒントを投げました。
「4つ!」と元気な声が返ってきました。
「それそれ!」と私が言うと、「四季」と書けました。
このように1つ1つ丁寧に理解すると、
次回から忘れませんでした。生徒くん、さすがです!
【宿題】
漢検:第一回問題の授業残りを全て解いてくること。
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