5/16(土)模擬試験やり直し実施
4/4に新2年生、3年生が受験した模擬試験結果がGW明けに返ってきました。
模試を受けさせると必ず「結果はまだか」とせっつかれますが、返却されて結果を見るとそれで満足してしまう…
それってものすごくもったいないです!
今回は前半3時間は2年生、後半3時間は3年生に分け、Zoomを利用しての模試見直し会を実施しました。
模擬試験ってノー勉でいいやんなー?
模擬試験を受けさせると、これも誰かが必ず言う言葉。
「模試って実力を試すんだから、勉強しなくていいやんな」
まあ、前日だけ慌てて1~2時間やったところで何の“足し”にもならんのですが、やらなくてもいいわけではないので
「直前にやるなら理科か社会の暗記にしとき」
と言っておきますが。
模試は「前」よりも「後」の勉強が重要!
模試前も勉強するのに越したことはないけれど、模試の後は必ずやり直しをするべきです。
模試は定期テストと違って範囲がないので、より自分の弱点や記憶の抜けがはっきり出ます。
また模擬試験は予備校や模擬試験会社の“その道のプロ”が、日本全国の入試問題を研究して問題を作っているので、各科目の重要事項がギュッと詰まっています。
模試の見直しは効率のいい勉強法の一つです。
ベストは模試直後の見直し
模試の見直しは受けた直後が一番です。
定期テストと違って模試は結果が返却されるまでに時間がかかります。返却されてきたときには、どんな問題だったかもすっかり忘れているでしょうし、点数や判定の方がインパクトがあって間違いそのものには目がいきません。
テストを受けた直後って、よく友達同士で答え合わせをして間違っていたらめちゃくちゃ悔しくなりますよね。その悔しさが間違った問題や答えの印象を強くするのです。
そのために解答用紙だけでなく、問題用紙にも解答を書いておくことを忘れずに。
やり直しは解説をじっくり読むこと
今回のやり直しは、それぞれの生徒が間違っていた問題を事前にこちらでチェックをして、講師がピンポイントで解説していきましたが、自分でやり直しをする場合は解説をしっかり読みながら解きなおしましょう。
正答だけでなく解説にはたくさん大事な情報が入っています。
例えば社会で「正しいものを一つ選べ」という問題の正しい答えの解説は勿論大切ですが、それ以外の間違っている選択肢の「なぜ間違いなのか」の解説も貴重な情報です。
特に暗記すべき知識の間違いはノートを1冊用意して、毎回やり直しを書きためていくとお手製の参考書になります。
2度3度同じようなことをノートに書き込んでいたら、それは弱点であるのと同時に、よく出題されている問題パターンであることもわかります。
もちろん定期テストもやり直しを!
自分の間違いをじっと見つめるのは愉快なものではありませんが、テスト直しは出来ないことを出来るようにする一番手っ取り早い勉強法です。
ぜひぜひやってみてください!