先週に引き続き、定期テスト直近の土日を使って暗記をバリバリこなす、テストキャンプの潜入捜査です。
本日は南茨木の様子を覗いてみました。
まずは学校の提出物点検から
南茨木のテストキャンプはまず提出物点検から始まります。
提出物も貴重な得点源ですから、提出物が仕上がっていない人はまずそこから片づけます。
暗記は1時間ずつで科目を変えて覚えていきます。(長時間だと集中力がもたないヒトがいるので…)
今日はいつもに比べて最後までダレることも、グズる(苦笑)こともなく落ち着いて頑張ってくれました!
効率よく暗記を進めるための新ルール導入!
その理由の一つは、今回導入した新ルール「15分経ったら強制テスト!」なのではないかと思っています。
暗記の極意は「回転数」です。いつもお話しすることですが、頭に入れることばかりに専念して、出す(テストする)ことに臆病になっている生徒さんが多くいます。
時間がかかりすぎるので「もうテストしようか?」と声をかけても
「待って!まだ覚えられてへん」
覚えているかどうかはテストして試してみて、ダメだったらもう一度覚え直せばいいのですが、テストして合格できないのがイヤみたいです。
本番のテストでいい点が取れれば、今どれだけ不合格をくらってもいいのに…
というわけで、「強制テスト」システムを導入したわけですが、長時間同じところでダラダラ覚え続けるより、動きが出来て集中できていたのではと思います。
「暗記ぐらいひとりで…」出来ないから困ってんねん!
先週も書きましたが、暗記は確かに一人でやるものです。
よく、3者での懇談で保護者さまがお子さんに
「そんなん、覚えるだけやん」
と言われる場面がありますが、通り過ぎたことは忘れてしまうのですよね。お父さん、お母さんだって子供のころは結構苦労されていたのではないでしょうか。
もちろん、自分でちゃんと集中するスイッチを入れることが出来る人、自分が覚えやすいスタイル、集中しやすいやり方を見つけられる人は一人でも大丈夫。
しかし、大概の人は自分の部屋で暗記をしていても、そういう時に限って部屋の片づけがしたくなったり、トイレに行きたくなったり、ちょっとだけ休憩と寝ころんで気がついたら寝ていた…なんてことありませんか?
テスト直前の暗記は「優先順位、分量、効率」が大事!
私たちは、テストキャンプの準備をするときに
「何を覚えさせたら点数に結びつくか」
を考えると同時に、
「どうやったら効率よく覚えられるか」
も考えながら準備をしていきます。
覚える内容については、各科目の単元や範囲のボリュームを見て、暗記さえすれば点が稼げるものを優先してさせます。
また、集中する環境については、参加者の顔ぶれ、個々の最近の様子なども考慮に入れて、その時に合った進行を考えます。
言うのは簡単、やるのは…
「暗記すればいいだけじゃない」と言葉でいうのは簡単ですが、プリントを何枚も、テキストを何ページも時間をかけて覚えていくことは、大人だって泣き言の一つも言いたくなるでしょう。
テストキャンプは事前準備も当日の進行もなかなかにエネルギーを使いますが、文句を言いながらも覚え続けている生徒の姿を見ると、やらせているこちらも同じだけ頑張らなければ申し訳ないと思います。
9月から10月は定期テストが続いていきます。引き続き各教室の潜入捜査、進めていきます!
You-学舎のテスト対策の様子 こちらもご覧ください。