いよいよ11月末に迫った期末テスト。

そろそろ提出物も手をつけ始めていますか?

今回は英語に焦点を絞って各学校の試験内容についてお話ししようと思います。

東中1年

Program6以降、テスト出題範囲。

前回の中間テストでは、一般動詞の仕組みについて出題されていました。

今回は、3人称の「s・es」がガッツリ出題範囲になっています。

名詞での-s/-esの役割は、複数形にするためにつけるもの!

と散々刷り込まれてきたのに、「3人称・単数・現在」、何で単数なの?

と訳が分からなくなる人が増えるのも、この単元の悩ましいところです。

1年生に限ったことではないですが、基本的には今まで習ったことは

全て「既習内容」として出題してもよいことになっているので、

数字・曜日などの既に通過したテスト範囲の単語などは、今後書けるものとして出題されます。十分に気を付けて対策をしていきましょう。

東中2年

Program7以降、テスト出題範囲。

今回のテストのポイントは、動詞の重ね型です。

enjoy + 動詞のing などの形です。

本来、英語では動詞を2つ連続させることはmake believe(信じ込ませる)などの特殊な形を除いては、あまり登場しません。

ここでは、動詞をing形にすることで「動名詞」という名詞にしているため、

このような表現ができるわけですね。

また、look + 形容詞 の形も出題されるので、

人の感情を表すような形容詞を新たに覚える必要があります。

1年生のところでもお話ししたように、英語は今まで習った

「既習内容」で思わぬ失点をすることがあります。

要は、今回のテスト範囲に限って言えばきちんとやってるはずでも、

今までに習った単語や文法事項についてテストでうっかりをしてしまう可能性もあるわけです。特に動詞の過去形や不規則動詞などについては、復習をしておきましょう。

東中3年

Program7以降、テスト出題範囲。

今回のテスト範囲は、関係代名詞です。

あまりに特徴的な文法事項なので、深く勉強してる人も多いと思います。

しかし、テストではthat は限られた場合にしか使わないようにしないといけません。

「人の時は who  。  物の時は which  と覚えて

that は何でも使える。」 と生徒に言われると、問題なさそうに聞こえますが、

主格の場合と目的格の場合での使い分けをきちんと整理しておく必要があります。

ここでは細かい説明は割愛しますが、thatはしばしば省略されるパターンも出てきます。

何度も同じ問題を繰り返し解き、理解を深めておきましょう。

また、little の別の用法もさらっと登場しています。

It does little damage to …. (Program8)

このlittle はなかなか厄介です。

damage(破壊) という名詞にくっついています。

a little girl などのように表現されれば、「幼い・かわいらしい」という日本語訳で習っていたと思いますが、

今回のlittleは「ほとんど~ない」という意味だということを、もう一度確認しておきましょう。つまり、「ほとんど壊れていない」というような意味になるわけです。

本日は、ここまで。

次回は平田中・養精中・東雲中についても分析していこうと思います。

それではまた!