英語が苦手な中学生が増えてきた

ここ数年、入会面談で苦手な科目は?と質問すると
「英語です!」
と即答する子が増えてきています。中1の2学期に英語が難しいと感じて、どんどん英語が嫌いになるパターンが多いです。

音読で英語嫌いから脱却しよう

今年の中1は特にコロナ休校の影響で、学校が2学期に大急ぎで教科書を進めたので、ついていけなくなった子もたくさんいるでしょう。
さて、3学期の学年末テストで結果を出して、英語嫌いを克服する奥の手が教科書の音読です。

スラスラ読めないのに内容がつかめるはずがない

英語が苦手という生徒に教科書の音読をしてもらうと、たどたどしく、つまりながら読む子が多いです。
中学1年生の英語の教科書、カラフルで文字が大きくて、小学校低学年の国語の教科書のようです。
小学校低学年の国語といえば、本読みの宿題が毎日のように出ていたはずです。スラスラ読めなければ文章の意味もつかめませんからね。英語も同じです!
しかも、他の科目の教科書と比べて、英語の教科書は圧倒的に文字数が少ないので短時間で音読できます。

テスト範囲の英語全部を音読しても10分以内

近隣の朱雀中学を例に挙げると、学年末テストのテスト範囲はUnit9~11になるでしょうか。この範囲で音読練習をしたい教科書本文のページを確認すると15ページだけです。
Unit9の1ページ目の英語本文はたったの7文です。ゆっくり読んでも20秒もかからないはずです!!各ページ30秒かかったとしても、テスト範囲の本文を全部読むのに10分もかかりません。

問題を解くのではなく、ただ音読するだけ

音読するだけですから、問題を解いたり文章を書き写したりするよりも、断然楽です。しかも「1日10分ならやってみてもいいかな?」と英語が嫌いな子でも思えそうな気がします。
何人かにプレゼンしてみます!!

音読を繰り返すと自然に英文を覚えてします

音読をすると、英語を目で見て、口で言って、耳で聞く。ということになるので一度で3倍英語に触れることになります。
すると、音読を繰り返すうちに自然に英文を覚えてしまうんです。当然、単語の読みも身に付きます。テレビのコマーシャルなど、覚える気がなくても覚えてしまうように、何度も英語を読んでいるとリズムで覚えてしまうのです。

唯一のルール 必ず毎日音読をすること!

本文を音読するだけ、発音もきれいじゃなくて構いません。
ところが、1つだけ守って欲しいポイントがあります。
毎日音読すること!!です。
学年末テストまで、あと1カ月ほどありますから、毎日取り組めば30回以上音読することになります。

間違った文を見ると違和感を感じるようになる

What are the people watching?
という文章を言い慣れて(読み慣れて)いたら、
What do the people watching?
と、書き間違えたときに違和感を感じるようになります。間違った文を見て、「あれ?何か変かも??」と思えるようになると、強いです!!

今年はオンラインでチェックできる

今までも、毎日音読してくださいとお勧めしてきました。でも家で取り組むのは大変ですよね。「先生の話を聞いて、やろうねって言ったのですが、なかなか続かなくて・・。」という声をよく聞きました。
でも、今年は休講期間中にZoomで家庭と繋がることができました。教科書音読チェックもZoomで毎日できちゃいますね。

モニター募集します!!

音読だけで、どこまで効果があるのか、テストケースとして何人かの中学1年生のご家庭に協力をお願いしたいです。
ご協力いただける場合は、また「うちの子にプレゼンしてほしい」なんていう場合はLINEでお知らせください。