ニュースにならない“激変する子供たちの学び”

2020年4月からすでに小学校の教科書が改訂されています。

次の4月には中学校の教科書が変わるのですが、「英語の教科化!」「プログラミング教育導入!」と導入前から何かと話題になった小学教科書改訂に比べると、今回の中学校教科書のことはほとんどニュースになりません。

コロナ一色でしたからね…

学びの変化はまだまだ続く!

先週末「大学入学共通テスト」が何とか無事に(?)実施され、

「記述はなくなったし、英語の外部検定の話も流れたし、結局こんなもんか…」

と拍子抜けしている方もいらっしゃるかもしれませんが、さにあらず!

確かに今年は「大学入試改革元年」と言えるのですが、新しい指導要領に基づいた本格的な「大学入試改革」は2024年からです。

今年度改訂の小学教科書、来年度改訂の中学教科書、再来年度改訂の高校教科書、すべては2024年からの本格的な共通テスト実施に向けた動きです。

新中1生、新中3生は要注意!

特に注目すべきは次の4月に中学3年になる学年と、中学1年になる学年です。

新中3はただでさえ大変な高校受験の年に新しい教科書に変り、高校入学と同時に高校の教科書、学びの内容が変わります。そして本格的な入試改革における共通テスト受験のトップバッターとなります。

新中1生は中学3年間を完全に新しい教科書で学ぶ学年なので、高校入試の問題もそれに合わせて変わる可能性があります。

学びの変化 親にできることとは?

子供たちの学びの変化は、子供たちが現役世代として生きていく社会の変化に直結するものです。

新しい教科書には親世代が習ったことはもちろん出てきますが、習ったことのないこと、大人でもなかなか答えの出せない話題が入ってきます。

親が専門的に学んで子供に教えなければならないとは思いませんが、子供を理解しサポートしていくためには、せめてどう変わっていくのかは知っておくべきだと思います。

これから少しずつテーマを絞って、時にはわかりやすくなるよう動画も使って説明していこうと思います。

まずは、第1弾!英語の教科書改訂についての動画をご覧ください!