みなさま、こんにちは。

あっという間に新学期がスタートし、あれよあれよと来週にはゴールデンウィークに突入します。

今回は、英検についてお話していこうと思います。

4技能とは、いったい何?

英検では、4つの技能を測ることが出来ます。

Reading(リーディング:読む力)

Listening(リスニング:聴く力)

Writing(ライティング:書く力

Speaking(スピーキング:話す力)※2次試験で考査。

5級から順に難易度が上がり、1級が最も難しい級となっております。

5級と4級までは、リーディングとリスニングのみで合否が決まります。

3級以降になると、ライティングとスピーキング(2次試験)が追加されます。

よくある間違えた対策方法

まず初めに、英検では、

上記の4技能はそれぞれ数値化されて得点になります。

Reading(リーディング:読む力)550点

Listening(リスニング:聴く力)550点

Writing(ライティング:書く力)550点

Speaking(スピーキング:話す力)550点

※今回は英検3級を例にして、解説をしていきます。

「私はリスニングが得意だから、満点目指す!」というような対策の仕方をすると、RLWSの4技能のバランスが崩れてしまうことがお分かりかと思います。

合格点は毎回決まってる?

英検協会がいうところによれば、英検3級を例にとると、

1次試験で66%、2次試験で64%得点することが出来れば合格している計算になります。

スコアで言うと、1次試験で1103点(1650点満点)、2次試験で353点(550点満点)となっています。

つまり、リスニングが得意な人で仮に満点の550点を取ったとしても、

計算上満点の550点以上のスコアをリスニングで稼ぐことは不可能ということになり、残りの553点分はリーディングやライティングで稼がないといけないことになります。

しかも、単純に問題数を数えて、正答率を出したとしても、それぞれが何点の配点であるかを英検協会は公表していないのでバランスよく得点していくことが、結果的には必要だと思います。

さらに言えば、英検3級の後には、準2級や2級が待っています。

仮に無理くり3級をくぐり抜けたとしても、次の級への道のりは厳しいでしょう。

逆転の発想

それでも5月29日に必ず受かっておきたい!という方向けに、

英検を突破するにはどうしたらいいのでしょうか。

1次試験の問題数に着目してみます。

Reading(リーディング:読む力)550点

→問題数:30問(語句15問・文空所補充5問・長文内容一致10問)

Listening(リスニング:聴く力)550点

→問題数:30問(会話応答分選択・内容一致選択・文の内容一致選択 各10問)

Writing(ライティング:書く力)550点

→問題数:1問

そうなんです、ライティングはたった1問で550点のスコアが狙えるのです。

「与えられた問いについて、25語~35語で自分の考えとその理由を2つ書く」ことを求められます。

内容:課題で求められている内容が含まれているか。

構成:英文の構成や流れが分かりやすく、論理的であるか。

語彙:課題に相応しい語彙を正しく使えているかどうか。

文法:文法的に正しい英文が書けているかどうか。

この4つをバランスよく盛り込んでおく必要があります。

本日は、ここまで。

次回はどのようにこれら4つの内容を盛り込むべきかについて、正しい方法をお伝えしていきます。