英会話を続けるべき?という質問にお答えします。

You-学舎は去年から英検の準会場となり、外部受験者を受け入れています。
予想以上に多くの小学生からの申し込みがあり、英会話に通っている小学生がたくさんいるんだなあ、なんて実感しています。
今回は、英会話にいつまで通わせようかな?と迷っている小中学生のお母さんたちに読んでもらえればと思います。

さて、先日ある生徒のお母さんから「このまま英会話を続けるべきですか?」という相談がありました。

答えはお子さまの英語の成績や英会話との関わり方によって、変わります。
今までの受講者3人のケースを振り返ってみます。

Aさんは卒業まで英会話を続けました。

B君は中学2年生の終わりで英会話をやめて、塾に切り替えました。

C君は高校になってからも英会話を続けています。

英会話をずっと続けたAさんのケース

Aさんは英会話を中学卒業まで続けました。今年卒業した生徒なので、高校でも続けるかは分かりません。中学の英語のテストでは、結果が悪い時でも80点以上をキープできました。評定もほぼ「」を取っていました。

英会話スクールも楽しく通っていますから、Aさんの場合英会話をやめる理由が見当たりません。

受験前だけ塾で英語を受講

中3で英検準2級を取得したAさんは、高校入試レベルの英語に不安はなかったのですが、高校入試直前講座(12月~)では塾で英語の対策をしました。志望校の過去問題演習は英会話スクールで個別に対応はしてくれませんからね。

英会話スクールと塾の理想的な使い分け方です。

中3の初めで塾に切り替えたBくんのケース

Bくんも小学校から英会話スクールに通っていました。数学と国語は塾で、英語は英会話というスタイルで学び分けをしました。

中学1年生の間は英語の定期テストでは80点以上取って評定「4」でした。中学2年生では80点が取れなくなりましたが、なんとか2学期までは評定「4」をキープできました。

定期テストで70点以下に・・

ところが、学年末テストで70点以下を取ってしまい評定が「3」になりました。

この時点で英会話はやめて、塾で英語の授業を取ることになりました。文法がグラグラしていたので、まずは中学2年間の文法を見直しました。

高校入試の過去問題でリスニングが得点源だったのは英会話に通っていたからこそだと思いますが、もう少し早いタイミングで塾に切り替えた方が良かったと思います。または、英会話と塾の両方で学んでもよかったですね。

テストで80点取れなくなったら塾を考えよう

よほど難しい問題を作る先生出ない限り、定期テストで80点以上をキープできなくなったら文法がグラグラしているか、読解ができていないかのどちらか(または両方)で、塾でのテコ入れが必要です。

高校でも英会話を続けているCくんのケース

中学2年生のときに英検2級に合格したC君は、高校生になっても英会話を続けています。当時の懐かしい記事はこちらです。

【英検2級】背伸びしてチャレンジ 中2で合格おめでとう

学校の先生は選べない

C君は近隣の公立高校に通っていますが、学校の暗記中心の定期試験が嫌で仕方がないようです。確かに、同意文書き換えや話法の転換など、一昔前の試験問題という感じです。学校のテストや授業は担当の先生次第です。。

C君によると、「英単語や熟語を覚えるのは、長文を読むのに必要だから納得できるけど、同意文書き換えなんて・・・」とのこと。気持ちはよく分かるけれど、学校英語のテスト対策は「修行」だと思って取り組んだら?なんて話をしました。

共通テストは、たくさん英語に触れると有利

先日の個別カウンセリングでは模試の結果を聞きながら大学受験に向けての話をしました。
その際、共通テスト模試の英語で高校上位の成績を取れるのは英会話に通い続けたおかげと、親子ともに言い切りました。学校の授業のおかげではないのです。。読解スピードが必要な共通テストでは、英語を英語のまま読める力を養っておくと効果的です!

新中学1年生の保護者様へ

今まで楽しく英会話スクールに通っていたなら、まずはそのまま続けてみてはいかがでしょうか。

中学校の英語の先生は選べません…。今はオールイングリッシュで授業をすることになっていますが、生徒たちに確認したところ日本語と英語と半々くらいの先生が多いようですし、中学校の英語の授業では「話す」機会がとても少ないので英語を話す機会がなくなるのはとてももったいないです。

英語を書く練習も大切に!

教科書改訂があった、去年の中学1年生が1学期、勉強で困ったこと上位5位のうち3つを英語が占めました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

できれば塾でも英語を学んで文法を基礎から固めることをお勧めします。

英会話か塾かどちらかに絞るなら、テストの点が落ち始めたら早めに英語の通塾を考えてくださいね。

この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。

最近のお知らせ

モバイルバージョンを終了