You-学舎で事務スタッフをしているAさんは新小学5年生と1年生のお母さんです。5年生の娘さんを出産する前から勤務しているので、10年以上学習塾で仕事をしています。

Aさんは大学生のときに、個別指導塾で主任講師をしていました。二人のお子さまを出産したあとも二回ともすぐに復帰してくれた、優秀な頼りになるスタッフです。

新小学5年生の娘の塾を変えた

そんなAさんが、
「この春、娘の塾を変えたんです」
とのこと。一般的な小学生のお母さんたちよりも、ずっと塾の内情に詳しいAさんがどんな視点で塾を選んだのか、話を聞いてみました。

最初に塾に通わせようと思ったきっかけは?

小学校の3年生のときに学校のテスト結果が悪かったからです。

そろそろ塾に通わせようと思いました。

Aさんは事務スタッフなので授業で指導することはありませんが、自習をしている中学生に数学の質問をされれば、普通に解説できます。当然、小学生の算数は余裕で教えられるはずです。

自分で教えようとは思わなかったの?

家族内で教えるのは無理だと分かっていたので、学習指導はプロにお願いしようと思っていました!

確かに、他人の子どもなら冷静に教えられても、自分のこどもには「何で分からないの?」とイライラするんです。自分がゆとりをもって子どもに接するためにも、学習面はプロに任せようと思ったのですね。

最初の塾選びのポイントは?

仕事で送り迎えはできないので、子どもが自分で通える塾を探しました。自宅の近くにある個人塾に行き、体験授業が良かったので、そこに決めました。

なるほど、何よりも安全に通えることがポイントだったわけですね。

2年間通ったのに転塾を決めた理由は?

私(母)と塾の指導方針が合わなかったからです。

中学になったらほとんど扱わない単位(ヘクタールなど)にこだわったり、平行四辺形の作図の仕方にこだわったり、学習効率が良くないと思ったのです。

塾長先生が年配の方らしく、今の高校入試では重要視されないことに時間を割いているし、古いスタイルのまま授業を続けていると感じたとのこと。

低学年の頃は年配の先生は安心感があっていいですが、学年が上がると将来の学びを重視しますよね。

でも普通、小学生のお母さんは今の高校入試の傾向なんて知りません…。何となく同じ塾に通い続けるご家庭も多いのかなと思いました。

転塾するとき、何で塾を調べた?

新聞の折り込みチラシや、最寄り駅近くの塾のHPを調べました。ホームページでは高校合格実績を見ました。難関校にたくさん合格しているという実績ではなく、成績が良くなかった(オール3なかった)生徒を伸ばして合格させている点を評価しました。その中から気になった塾をピックアップして、体験授業を申し込みました。

成績優秀な生徒を集めて難関校にたくさんの合格者を出す塾を評価するわけではない、というのが塾スタッフらしい視線で面白かったです。

塾の担当者と親の相性を重視した!

今回、塾を選んだ決め手は入会面談です。

自分の子どもの状況を伝えて、この塾は娘に何をしてくれるのか? 担当者の回答から「やる気」を見ました。また、自分と考え方が合っているかも重要視しました

塾は教室担当(教室長)次第だとも言われます。しっかりとコミュニケーションをとって、どんな方針の先生なのか確認するのは大切です。

実は、くもんに通わせている

年長さんから始めたくもんには、今でも通わせています。すでに小学生内容は終了していますが、中学の数学が終わるまではくもんを続けようかなと思っています。

私も、くもんだけでは不十分だと思いますが、計算演習をたくさんすることの利点はあると思っています。是非こちらの記事もご覧ください。

なぜ、くもんと塾を併用しているの?

くもんで計算を先取りしておくと、学校の算数を学ぶのに余裕ができるからです。それ以上のものを求めてはいないので、文章題や図形などは塾で指導してもらっています。

さすがです!目的を明確にして、くもんでは計算の先取りだけに期待をし、足りない部分は塾で、と上手に使い分けています!!

今回は塾スタッフのAさんの塾選びについて、書いてみました。
そろそろ塾に通わせようかな?と考えている小学生のお母さん方は、是非参考にしてみてください。

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