【新高1の皆さん・保護者様へ】高校は学力幅の狭い集団!

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高校1年生になる皆さん、そして保護者の皆様、入学おめでとうございます。

高校で新たなスタートを切る前に知っておいてほしいことがあります。進学予定の高校には自分(お子さま)と同レベルの学力の生徒が集まっている!ということです。当然のことなのですが、ちょっと読み進めてみてください。

中学は幅広い学力の生徒が一緒に学ぶ

公立中学では通学区に住んでいるすべての生徒が同じ学校で同じ教科書で学び、同じ問題集や課題を解き、同じ定期テストを受けます。

90点以上をコンスタントに取る生徒も30点、40点の生徒も同じ授業を受け、同じテストを受けます。

評定2が並んでいる生徒は、「分からないなー。」と思いながら先生の話を聞いて、分からないままノートを取っています。

評定5が並んでいる生徒は、「なんだか物足りないなー。」なんて感じつつ、やはり仕方がなくノートを取っています。ノート提出がありますからね。

落第もなく、飛び級も発展クラスもない日本の公立学校の現状です。

上位校内でも上位~下位の差ができる

ところが、高校は違います。
トップ校に合格すれば、中学時代に5科目ほぼオール5で偏差値65オーバーの生徒たちが集まります。難関国公立大学に合格するための問題集を使って学び、この中でまた上位~下位の差が生まれます。

上位校ではオール4以上、偏差値60前後の生徒たちが集まります。当然この中でまた上位~下位の差が生まれます。

※公立上位の高校に進学する方は、数学の「青チャート」を使うことになるかもしれません。こちらの記事も読んでみてください。

【高校数学】上位校の必須アイテム!青チャートを使いこなす方法

中位校では評定4や5を狙えるようになる

中学では9教科27~34くらいだった生徒、オール3からオール4くらいの生徒たちが集まる中位校の生徒にとって、評定4を取るのはなかなか難しいイメージがあったと思います。でも高校では断然取りやすくなるのです!

学校で使うのは標準レベルの問題集ですし、中学で評定4や5を取っていた上位の成績の生徒たちは、中位校に進学することは滅多にありません。

中学ではギリギリで評定4が取れず、悔しい思いをしたかもしれませんが、高校では評定4や5を取りやすくなるのです!

推薦入試で大学を受験できるチャンスも

評定4や5が並べば推薦入試で大学受験をできるチャンスが広がります。3年間の内申点の大切さは高校入試で実感したはずですから、高校1年生の最初から毎回の定期試験は大切に取り組んで、中学では難しかったオール4以上を是非是非目指してくださいね。

春のカウンセリングで、公立中位校に進学する生徒とお母さんに、オール4を狙えるよ!っていう話をしたら目がキラーンとしていました!!

どんな高校でも少し気を抜くと評定2がつく可能性が!

上位校以上の高校に進学した生徒は、評定2はもちろん、3を取ったこともあまりないでしょう。ところが、高校では少し難しいなと思っているうちに、あっという間に評定2がついてしまう可能性もあるのです。

中学で評定4以上の生徒たちの中から評定2や3の生徒が出てくるわけです。

まずは1学期の中間試験で良いスタートを

入学前の課題で、高校内容が宿題になっている学校もありますね。今の課題がそのまま1学期の中間テストにつながっています。まずは高校入学後、最初のテストで良いスタートを切りましょう!

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