先週、高校2年生の生徒たちのカウンセリングをしました。理系のYくんMくんとは中学生のときからのお付き合いです。
学校(公立)の成績もまずまずで、部活と両立できています。自分で問題を解き進めて、分からない問題を塾で解決するという学習スタイルも身についてます。個別指導ならではの理想的な進め方ですが、やはり大学入試を意識した勉強はできていません。
当然です!部活に定期試験で忙しいし、勉強は難しくなってきたし、時間があるときはゲームや動画も楽しみたい!気持ちはよ~くわかります。

国公立大学に現役で合格したい
2人ともできれば通える範囲の国公立大学に行きたいと口をそろえて言います。You-学舎のある京都、北摂の教室から通える範囲の国公立大学といえば
京都大学
大阪大学
神戸大学
京都府立大学
京都教育大学
京都工芸繊維大学
大阪公立大学
などなど、簡単に合格できる大学ではないですね。

さて、文系なら数学ⅡBが終わったら高校3年生の1年間、ひたすら共通テスト対策をできますが、理系はそうはいきません。
学校の授業に合わせて数学ⅡBを進めながら、高校2年生の終わりまでには数学ⅠAの復習を一通りを終わらせるよ!と話をしました。二人とも学校で青チャートを使っている(渡されている)ので青チャートを使って復習を進めていきます。
青チャートでの復習はこう進める!
公立上位高校で定期試験でコンスタントに平均点以上を取れている生徒にお勧めの学習の仕方です。

まずはレベル3(教科書の節末、章末レベル)までに絞って解き進めていきます。
- 例題を見ずにページ下の練習問題を解いてみる
- 正解だった場合も必ず解法を確認する
- 解き方が分からない、忘れている場合は例題を見て解き方の確認をしてから練習問題を解く
シンプルですが、このルールで進めていきましょう。正解していても例題と違う解き方をしている可能性があるので、必ず解法は確認しましょう!
3月終わりまでに1周するには
定期試験対策中は数ⅠAの復習をする余裕はないし、高校2年生がお正月に勉強をするとは思えません。年末年始やテスト期間を除くと今回の期末テストが終わってから3月終わりまで29週間あります。

数ⅠAの青チャートにはレベル3までの問題が293ページあるので、単純計算すると1週間に10ページくらいずつ進めていくことになります。1日1ページで土日は2~3ページくらいのイメージです!
1週間だけなら頑張れそうですが、長期間自分一人で進めるのは、なかなか厳しいですね。部活もあるし、よっぽど意思が固く自分をコントロールできなければ大変です。私なら無理ですね。
毎週 進捗管理をするよ!
というわけで、毎週授業に来るたびに進捗具合をチェックすることになりました。分からない問題に時間をかけすぎるのは禁物です。そうすると予定通り進みません。分からなかったら解説を読んで、それでも理解できなかった問題は授業中に解説します!
部活を引退するまでは無理せず、でも計画的に進めていきましょう!!