2月4日(今年は2/3)~2/18頃までは「立春」、二十四節気の最初の節気、これから少しずつ暖かくなる季節の節目です。

大学の一般入試の結果発表が出始め、つらく寒い受験生活の中にひとつ、ふたつと「合格」の花が咲き始めています。

その中で2月8日日ころまでを七十二候では「魚上氷」(うおこおりをいずる)といい、川や湖の氷が割れ始め、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃合いを意味します。

近所に鴨川がありますが、さすがにあの大きさだとそうそう凍ることはありませんし、近くに池もなく自然にできた氷を最近見たことがない。なんだか味気ないですね。

子供のころ、ちょっとした水たまりに氷が張っていて、割れないようにそおっと足を滑らせて遊んだ記憶があります。

割れないようにヒヤヒヤしながら…「薄氷を踏む思い」という言葉があります。

まさに受験生をお持ちの親御さんの心境はこの「薄氷を踏む思い」なのではないでしょうか?

当事者の不安も相当なものですが、見守るしかない親御さんの心配の種は尽きません。

特に今年はコロナのことで心配事が一つ増えていますし。

受験生諸君、「合格」はもちろん自分の努力の結果ですが、常に心配し、心身ともに支えてくれたご家族に「ありがとう!」の一言を忘れないでくださいね。