こんにちは。

You-学舎では、国語力アップのため、

授業で10分間の「名文書き写し」の時間を設けています。

毎時間書き写しを10分間続けた結果、1学期中間テストの結果に大きな変化がありましたので、遅ればせながらここでご紹介いたします。

名文書き写しとは?

You-学舎が本年度からスタートした「名文書き写し」とは一体何なのでしょうか。コラムや新聞記事など、世の中で起きている実際のことなどから読むに値する文章を厳選したものです。

  • ヒマラヤの王国、ブータンにおける「国民総幸福量」の話
  • 人生とは・・・の問いにチャップリンが出した答えに対する文章の話
  • 日本に初めて眼鏡を持ち込んだ宣教師フランシスコザビエルの話
  • 門井慶喜「家康、江戸を建てる」の一場面
  • 赤瀬川原平「昭和の玉手箱」にみる公衆電話の意味
  • イチロー選手・池江璃花子選手・本田圭佑の名言
  • 明治期以降の感嘆符と疑問符を用いた情報発信の多様性
  • 行動経済学にみる、人の判断と選択の裏づけの話
  • 脚本家橋田壽賀子の仕事のルール

などなどです。

人々の健康と暮らしの歴史、そこから現代の科学や問題点へと派生する内容など、縄文時代はこうだったといったようなものも取り扱い、知識として入試に向けて入れておくとよい教材となっております。

書き写した文字数との関係

それでは、3年生の書き写し文字数(抜粋)と定期テストの相関関係を

見ていきましょう。

※2年学年末と3年1学期中間テストの値を比較しております。

86点 (14点UP)Iくん1917文字
73点 (16点UP)Oさん594文字 ※2回実施分のみ
71点 (18点UP)Kさん1890文字
98点 (5点UP)Sさん2214文字
91点 (26点UP)Hさん1701文字
80点 (30点UP)Nさん1215文字 ※3年入会初めてのテスト
51点 (37点UP)Mくん918文字
67点 (9点UP)Tくん1782文字
76点 (5点UP)Yくん1971文字

こうして改めてみてみると、通ってくれている週回数にもよりますが、

1000文字を超えたあたりから、点数アップしていることがお分かりいただけるかと思います。

3年になって入会してくれたNさんは大幅な得点アップ!

90点前半から後半になったSさん、50点台から70点台に乗せたOさんとKさん。

今まで国語は言葉系の科目だから、苦手科目と諦めてしまっていた

Mくんは念願の平均点近くまで得点することが出来ました!

書き写しの効能

土日テストイベントの時、問題を解いてくれているあたりから

今までと明らかな変化がありました。

1.問題文をきちんと読めるようになった。

文字・文章そのものに対して、敏感になったせいでしょうか。この部分では、かなりの変化を感じました。設問の意図を汲み取る力が大幅にアップしたと感じました。線を引いて読もう!とこちらが言っても、いつの間にか線を引くのを忘れてしまい失点する残念なことも、これにより正確に回答できるようになりました。

2.指示に沿って回答を書けるようになった。

「どんなことでしょうか。」、「なぜでしょうか。」など、問題の指示に沿って、答える際、「~こと」、「~から・~だから」と答えることを忘れてしまい、書かれた文章をそのまま写してしまい、△をもらってきていた生徒も指示をしっかり守って回答できる率が上がりました。

3.すばやく、比較的きれいに文字を書けるようになった。

書くスピードそのものがアップしたことはいうまでもありません。

これは、国語のみならず、様々な科目について感じました。日常的に大量の文章を目にし、それを書き写す際、1文字ずつ書き写していたのでは前に進めません。ある程度の文章を頭に残して書き写せるようになった結果と感じています。

4.暗記力もアップした。

うれしかったことで言えば、国語以外の科目で、社会・理科の記述問題の暗記部分できちんと〇をもらって帰ってくる生徒か増えたことです。

5.文章中に使用されている言いまわしに興味が持てるようになった。

・~するほかない。

・~と言えなくもない。

・胸に迫るものがある。

・日々を顧みる。

・置き土産

など、今までだったら ふ~んと読み飛ばしていたであろう言葉の言いまわしに興味を持ってくれたことでしょう。写し終わった後に質問してくれていたり、自分なりの解釈を講師たちに確認する姿がみられました。

まとめ

結果的に、国語力を高めるための書き写しは大成功でした。

暗記力もアップし、字も素早くきれいに書けるようになり、設問指示を守って正確に回答できるようになったりと、本当にこの取り組みを始めてつくづくよかったと思いました。

私たちは、書き写しを通じて、様々な文章に触れて、世の中のことについて興味を持ってもらい、見識を深めてほしいと本年度よりこの取り組みを始めたわけですが、想像以上の結果でした。

私たちYou-学舎は、これからも更に進化し続けます。