12月から1月にかけて、大人は年越しに向け忙しいものですが、子供にとっての12月は学校の授業もペースダウンし、年末年始に楽しいイベントが続く、何かとソワソワする時期かもしれません。

それはそれとして楽しむのはかまいませんが、学年最後の学期、そして次の学年に向けた準備は是非とも12月から始められることをお勧めします!

小学生

算数

3学期の予習をお勧めします。

学校の3学期の前半でほぼ教科書が終わり、あと1年間の復習に入ります。学校では次学年の内容に進むことはありません。

冬休みの間に3学期の予習を終えれば、3学期では今までの弱点や先々重要になってくる単元(データの活用、単位量あたりの考え方)の補強と次学年の予習を余裕をもって進めることが可能になります。

特に6年生は中学準備を早めにしていくためにもぜひ!

国語

普段あまり意識をしない文の構造や論理的な筋道を追う勉強をお勧めします。

You-学舎では年間を通して真の「国語の力」育成のために、講習では必ず論理的な文の構造に触れる講座を開設しています。

中学生

どの学年も学期が進むごとに定期テストの点数が下がる傾向にあります。

1番の原因は内容が難しくなることですが、特に3学期は定期テストが1回しかなく範囲が広く、直前にためて復習しようとすると時間が足りず準備不足のままテストに臨むことも影響します。

積み残しの復習ももちろん大事ですが、子供の学習に1番影響するのは「やる気」です。やる気は「出来る!」という自信から生まれます。

3学期の内容を早い段階で仕上げてしまい、学年末テストまで繰り返すことで「出来た」というプラスの体験を積み重ねていきます。

高校生

高校生が一番自由度が高い分、自己管理が必要かもしれません。年末年始は程よく楽しみ、その片方で自分の未来を考えて欲しい時期です。

大学受験をするのか、専門学校に行くのか、または就職をするのか。

親に守られて過ごすことのできる時間はあとわずかです。

どんな進路を選ぶにしても、遊んで楽に進める道はありません。

勉強は未来の自分への投資ですので、受験準備や学校の内申対策、先を見据えた資格試験のための準備を始めて欲しいものです。