最近何かと話題の考える力。
それを培うための授業をモニターとしてではありますが、1/20に開始することが出来ました。
参加してくれたのは小学校4年生。

小学生はやり方次第ですぐに適応できる

小難しくならないようにと、おしゃべりを交えながら進めて行きました。
内容としては、言葉のもつ性質や言葉同士がどういう関係にあるのかということ。
例えば、「反対の関係にある言葉」、「比べることが出来る言葉」です。難しいかなぁと思いつつ進めて行きましたが、わいわいきゃっきゃと楽しそうに頑張ってくれました。図を使ったり、体験談にしてみたりといろいろ工夫した甲斐があったというものです。言葉の意味が分からなかったところ以外はほとんど全て答えられていました。
ということは、言葉の関係よりも、言葉の細かいニュアンスの方が難しいんですね……。普段から使う言葉でも、使い分けていない言葉がまだまだあるようです。今回は常用の熟語でしたから、説明しきれたと思いますが、今後は全ての言葉に対し即答できるように準備しないといけません。私自身、文章の中でないと読めない漢字はいっぱいあるんで良い勉強になりそうです。

論理クイズは鉄板か

国語的なアプローチだけでなく、算数の論理問題もやってみました。
ちなみに論理問題とは、特別な知識を必要とせず、しっかりと読んだり、考えたり、確かめたりすることで分かる問題のことですね。
今回はうそつきはだれ?を行いました。
うそつき問題で大切なのは、誰かをうそつきと仮定したときにどうなるか。言葉の逆がわかるかどうかですね。うそをついているわけですから、その人の発言は事実と逆になるため、逆の状況を把握しておく必要があります。仮定した状態と問題文の中身が一致しているかを確認し、どちらがうそをついているかを判断すると言うことです。
文章にすると難しいように聞こえますが、実はそこまで難しくありません。事実、何が楽しかったかアンケートをとったのですが、子どもたちにはこれが一番楽しかったようです。

やり方によって、論理力という堅苦しいものも楽しくできるということが分かって、一歩前進です。

毎週月曜日16:40~ モニター授業実施中ですので、興味のある方はぜひご連絡ください。
You-学舎千里山教室
06-6380-3135