先週無事にイベントファイナルを無事に迎えることが出来、あとは今週3/10の受験当日を待つのみになりました。

というわけで、本日は先日3/6(土)のイベントの模様をダイジェストでご紹介していきます。

最終日は気合入りまくり

土曜13時からイベントがスタートいたしました。

最終回は、室長の私が主催して本来は数学(関数イベント)の予定でしたが、

せっかくなので、数学だけじゃなくて、国語の小論文(作文)と英作文もやってしまおうということにしました。(作文関係はみんな苦手です…)

ストップウォッチを片手に、時間を追い立てて問題を解き進めてもらい、解説をしました。

本年度は、数学の範囲が削られたこともあり、今まで通りの問題集から出せなかったりと苦労がありましたが、ヒストグラム・相似の問題・一次関数と二次関数の融合問題などスピーディにかつ正確に解いてもらうための訓練日となりました。

数学が終わった時点で、結構ぐったりだったのですが、10分休憩後は国語の小論文(作文)に移りました。

小論文の決め手

小論文はトピックを正確に理解し、それについての自分の意見を「条件」に沿って書いていく作業です。

どんなにすばらしい内容であっても、「条件」にあっていない、トピックから外れている内容だと得点にならないので注意が必要です。

今回扱ったのは、外来語の乱用についてでした。それに伴い、現代の「敬語」について言及するというものでした。

特に、長文の内容を踏まえて「デイサービス」「インフォームドコンセント」「グローバル」を「日帰り介護」「納得診療」「地球規模」と言い換えた方が分かりやすいとの主張を踏まえ、「言葉の使い方について見直すことは、外来語以外にもまだある」との流れで、「敬語」が登場するという複雑なトピックでした。(ファイナルにふさわしい!)

また、文中のグラフや表を参考にする場合の、

数値の扱い方についても、最終確認しました。

例えば、「国語がどのような点で乱れていると思うか?」という資料があり、

(敬語の使い方)

【以前】56.0% → 【最近】67.1%

(新語・流行語の多用)

【以前】19.6% → 【最近】36.4%

のように書かれていたとします。

小論文(作文)においては、自分がどう考えたかを書くことを問われているのですから、この資料をどのように表現するかはとても大切です。

(例1)

新語・流行語の多用は、およそ19%から36%に増加している。

(例2)

新語・流行語の多用は、以前の19%に比べると、最近は2倍に増加している。

これを見て感じていただける部分としては、

「2倍に増加している」自分の言葉で言い換えたことにより「自分の主張を述べたものになる」か、単に事実を述べただけになるかが大きく変わるわけです。

客観的観点も大切ですが、主観的にどう考えたのかを、シンプルに書き述べることが、高得点のカギとなります!

英作文の時間

もうすぐ日本に留学してくる新しい生徒に、事前にインタビューをしてその内容をもとに「紹介する記事を書く」というお題。もうひとつは、生徒に対して、「歓迎していることを伝えるメッセージを書く」というお題を出しました。

紹介する記事については、インタビューをまとめる作業をしました。

She is 15 years old . She is from Australia…. これはみんなよくできました。

問題は、「歓迎していることを伝えるメッセージを書く」でした。

生徒本人に対してメッセージを伝えなければいけないので、

基本的にYouを使いますね。しかし、Sheのまま書いている…

即座にイエローカードで、もう一度問題をよく読むように伝え、書き換えてもらいました。

Welcome to our school . I hope you will enjoy school life with us …..

いいこと書けるね!

こんな調子で、あっという間にイベントは終了しました。

残り時間は自習・帰宅にしたのですが、全員そのまま残り自習を最後まで続けてくれました。

残すところ、いよいよあと2日となりました。

風邪など引かないように、今日は少し部屋を暖めています・・・