今回は中学生、高校生に向けて、今どのような勉強をすれば良いのかを紹介したいと思います。

中学生が今やるべきこと

中学生は、まずはしっかりと復習を

基本的に中学生の場合は、勉強している内容に連続性があります。
前の単元を理解していないと次に進めないということですね。
次の学年になる前に、しっかりと復習を行いましょう。
自分でペース配分するのが難しければ人に作ってもらいましょう。
そうすれば進捗も見てもらいやすくなります。

復習が終わったら次は予習

今回の件で、学校進度にも影響が出ています。1カ月近く普段より少ないので当たり前ですね。この遅れは確実に取り戻さなければなりません。そうなると、授業をどこかで補てんするのは当然ですが、今回休みになった回数分を補てんするのは難しいでしょう。そうなると進度は当然早くなります。置いていかれないようにしっかりと予習しておきましょう。

ただ、新しい教材の確保が難しい

難しいとはいいつつも、復習に関しては、学校の問題集や塾の教材で良いです。
予習に関しては市販の教材を用意するか、塾の方で手配してもらいましょう。

高校生がいまやるべきこと

新学年に向けた勉強を心がけよう

そろそろ新学年の教材が手に入ったかと思います。
その中には確実に演習用の問題集があるはずです。
それを使って勉強をすることをお勧めします。

理系の人は理解重視

特に理系の人は、基本学校教材でやる方が良いです。最初は一貫した見方で基本を理解し、そのあとに、多面的に見て基本の理解を深めればよいでしょう。
理科、数学は基礎力が物を言う教科です。覚えることが少ないからとガンガン問題を解くのではなく、なぜこのようになるのか、この公式を使うのか。長い休みだからこそできる時間をかけた勉強をお勧めします。

市販の教材ではダメ?

もちろん市販教材の中にも優れたものはあります。ただ、学校も今回の遅れをどこかでカバーするために無理な進度になる可能性があります。そうなったときに置いていかれないように、学校の教材であらかじめ予習をしておくことが大切です。今回の遅れの分も自分で先に勉強して、学校は確認する場として使うぐらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
市販のオススメ教材は各論になってしまうので、勉強の相談が出来る人と、しっかりと相談して決めましょう。

計画的に勉強しよう

一回の勉強時間は90分がベストです。
今はまだ難しい場合でも、最終的には90分続けて勉強できるように勉強時間は伸ばしていきましょう。

今回の件で、勉強するための場がなく勉強に集中しにくい人は一定数いると思います。そういう人は、自分の勉強の予定を人と共有して、進捗をしっかりと見てもらうようにしましょう。ある程度強制力が必要な場合もあります。必要があればこちらで予定表の作成も行いますよ。

特殊な状況になってしまいましたが、こちらもでき得る限りサポートはさせていただきたいと思っております。困っていること、聞きたいことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。