教室授業再開決定

大阪、京都、兵庫の3県の緊急事態宣言の解除が発表されたことを受け、You-学舎では5/25から教室授業の再開を決定いたしました。

今後、感染予防のための消毒、換気、スタッフのマスク着用に加え、非接触型体温計の配備、生徒さんと講師の距離をとる座席配置をいたします。

生徒の皆さんは通塾される際、

・ご自宅で体温をはかり、発熱が疑わしい時は教室に連絡を入れる

・マスクを着用する

・入退室の際は手指の消毒をする

・教室内での私語を慎む

以上のことを必ず守っていただきます。

 

来週1週間はオンライン指導も併用します

尚、お子さまを外に出すことに不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますので、5/25~30の週については教室での授業とオンライン授業の両方を用意いたします。

また、来週はまだ学校も本格的に始まっていないので、学習時間確保のために自習は引き続きZoomで行います。

 

今後を考える

大阪府は、6月1日から学校再開、15日からは部活動も含めほぼ通常の形にすることを決定しました。

しかし、私たちは「通常」=「元に戻る」ではないことはわかっています。

感染防止のための、いわゆる「新しい生活様式」がこれから始まるわけですが、これは1年、2年限定で、コロナウイルス感染収束すればコロナ以前に戻る…ということではないような気がします。

もちろん「一生マスク着用」とか「ずっと2メートル間隔をあける」などということはないのでしょうが、明らかに「生活様式」は変容していくのではないかと思うのです。

 

学び方の変容の兆し

学校についてはこれから始まることなので、なんとも言えませんが、私たち学習塾の「学ばせ方」については様々な変化のあった3か月でした。

You-学舎は2月末の政府による「休校要請」が出た瞬間から「オンライン指導への移行」を念頭におきました。

もともと海外子女対象で実績を持っていたので、技術的なことについてはそれほど心配はなかったのですが、懸念はありました。

それは、今まで教室での授業が当たり前だった生徒さん、保護者様に受け入れられるかどうかということです。

結果としては、あの状況ではいいも悪いもなく「仕方ない」状態だったこともありますが、生徒の皆さんにも保護者様にも理解いただき、協力いただけたことは感謝しかありません。

保護者様アンケート

You-学舎ではオンライン指導を始める前の4月初旬と、オンライン指導が終わる5月末に保護者様にアンケートを実施しています。

オンライン指導前後変わることなく、お子さまの学習環境についての不安が圧倒的に多いのは仕方がありません。今までだれも経験したことの無い状況にわが子が置かれている(もちろん保護者様自身もですが)のです。このことについて私たちは今後知恵を絞り、何が出来るかを考えていかなければならないと思っております。

アンケートのご意見の中で、ちらほら見られたのが

「直接見てもらった方がわかりやすいと思う」

「オンラインだとちゃんと理解できているか心配」

というものでした。

対面指導とオンライン指導の比較はこれから

これに関しては、教室授業が再開して、あらためて対面指導を見てみないと比較はできないと思います。

なぜかと言えば、オンライン指導を始める前の対面指導はあまりにも当たり前すぎて、何かと比較するということは考えたことがなかったからです。まず対面指導があって、それと比べてオンライン指導は…という比較を今回は出来たと思います。

今度はオンライン指導をやった状態で、それに比べて対面指導はどうなのかという比較が必要なのでしょう。

可能性に満ちた今後の学び方

その検証についてはあらためて報告するとして、オンライン指導を見つめてきた私としては

「直接見なくてもこっちの方がいいかも」と思うことも多々ありました。

半ば“仕方なし”でやってみたオンラインによる学ばせ方に、今後「こんなことも出来るんじゃないか、あんなことも出来るんじゃないか」と希望の原石があるような気がしてワクワクします(単なる妄想かもしれませんが…)

家に閉じ込められ、うっぷんがたまっているのは大人も子供も同じです。

学校や塾が再開して、しばらくは「やっぱり教室がいい!」ということになるのでしょうが、

開放感がひと段落したときに、対面式とオンラインの使い分けが始まるのではないかと私は思っています。

もちろん今後の感染第2波、第3波も考えて、安全かつより良い学び方というものを考えていかなければなりません。