まだテスト期間中の学校もありますが、多くの中学校ではすでに中間試験が終わっているかと思います。結果はいかがでしたでしょう?思い通りの点数が取れた、取れなかったとあると思います。一喜一憂するのも良いですが、復習はちゃんとやっていますか?もちろん、学校で一度解き直しを指示されるかとは思いますが、ちゃんと理解して解き直したかどうかは別問題です。ちゃんと自分でもう一度解けるかどうかの確認は行いましょう。テストがまだの人たちは、一点でも点が多く取れるように、頑張ってくださいね。

明日と来週の土曜日はテスト直し質問受付を行う予定です。基本的にはテスト後の土曜日をテスト直しの日としていますので是非ご活用くださいね。

直しのときに気にするべきポイントを基本から確認

まず第一に、どういった間違いなのかを確認しましょう。計算ミスもあれば、問題文の読み間違い、覚えられていなかった事物と間違え方は様々です。もし、基本問題で苦手の範囲があるようであれば、早めに克服しましょう。特に英語や数学では単元ごとではなく、繋がっていることがほとんどですので、苦手を残しておくと、次のテストにも影響が出てしまいます。

次は今の自分が解ける問題なのかの確認をします。例えば、平均点を越えていなかった場合に、応用問題を含めて、解けていない問題を全て解き直しすることは困難ですよね。今の自分が解くべき問題を決めて取り組むようにしましょう。一人で判断できない場合は塾の先生などに聞いてみましょう。

解き直すのは間違えた問題だけ?

できれば、間違えた問題だけでなく、解けている問題も含めてもう一度解きましょう。なんとなくで答えて正解になっている問題もあるかと思います。きっちりと復習するためにも、正解していた問題も含めて解き直しをやることをオススメします。

また、解説をしてもらった問題も、あとで必ず解き直すようにしてください。分かりやすい説明というのは、場合によって、定着の妨げとなることもあります。しっかりと悩んで、考えて答えを出すことで覚えられること、理解できることもあるからです。かといって延々と悩んでいるだけでは意味はないので、解説をしてもらうことは必要なのですが、その場合は、必ず後で自分でも解けるかの確認をしてください。

やるべきことは問題の丸覚えではない

基本的には同じ問題を解けるようになりたいのでなく、その問題の考え方や、事物の流れを覚えたり理解したりすることが目的ですから、解き直しで同じ問題が解けた後には、類似問題が解けるかも確認することをオススメします。

理科と社会の一問一答に関しては、場所で答えを覚えてしまっている場合もあるので、間違えの確認が終わったら、同じ範囲の別問題を用意しても良いかもしれません。

丸覚えやテクニックでその場をやり過ごしても身には着きませんから、しっかりと理解することを目指して復習をしましょう。もちろん、丸覚えするしかないようなこと、日本国憲法や、芸術品と作者名等は別ですけどね。

繰り返し行うことが大切

基本的に勉強はトライ&エラーの繰り返しです。挑戦し、間違えたものを記録し、次に間違えないように工夫するのです。そうしていくと、次第に間違えずに問題を解けるようになっていきます。とはいっても知らないことや、理解できないことがなくなるわけではないので、コツコツと続けていくことが大切です。