先日、おそろしい速度で授業が進行していることを取り上げさせていただきました。そのときには、例年と同じくらいを目指しているのではないかと推測しておりました。結局今は、例年の12月と同じくらいまで進んでいる科目もあります。授業時間は減っているはずなのですが明らかに早いです。

学校はなぜそこまでして進もうとするのか

これに関しては、「冬が来れば風邪は流行るもの」という至極当然なことを前提にしていると考えられます。学級閉鎖や、学年閉鎖、休校処置に備えて、進めるだけ進んでおこう。ということですね。特に受験生、入学試験範囲が狭まったとはいえ、未学習の範囲があるということは避けたいですからね。

また、コロナのことも考えれば、学校の授業が早めに進んでいる方が良いのかもしれません。欧米に比べれば、被害は少ないですが増えてきています。未だ警戒は必要でしょうし、様々な事態を想定しておくべきでしょう。

学校はまだオンライン授業の準備ができていない?

オンライン授業の準備は学校だけでなく、全てのご家庭でも整っていなければ実施できません。中学までは義務教育ですから、公立の学校で差が出てしまうことは非常に大きな問題です。これに対しては、国や自治体が対応するべきなのですが、十分ではありません。確かに大阪では、学校に対し準備を進めるように指示を出していましたが、学校だけ準備ができていてもオンライン授業を受けることはできません。

冬に備えて準備が必要

どのようになったとしても、学習機会を確保できる、学習に遅れが生じないようにすることが大切です。