超絶暗記特訓!You-学舎名物「テストキャンプ」とは

定期テスト直前の土日をフル活用して、テストに必要な知識の暗記と基本問題を13時から19時の6時間かけて進めます。

5年前くらいまでは「出来るまで帰れない」平成なのに昭和の香り漂うハードな特訓でしたが、令和になって「長さより効率重視(本当か?)」になり1日6時間にリニューアル。とはいうものの、生徒の皆さんにとっては6時間ぶっ続けの暗記はやはりハードなようです。

また2年前からAI搭載の便利ツール、暗記アプリのMonoxerを導入し、まさに「昭和と令和のコラボイベント」と言えるものです。

また、やっているときは「二度とやりたくない!」と泣き言ばかりなのに、高校生、大学生になると「テストキャンプ!しんどかった~」といいながらも、しみじみと懐かしむから笑ってしまいます。

いわばYou-学舎のソウルフードならぬ“ソウルイベント”のようなものです。

①5教科すべてを網羅!

You-学舎で普段授業をしている科目は2~3科目の方がほとんどですが、私たちとしては全科目可能な限り上げる努力をしていきたいと思っています。

社会はよく「覚えたらいいだけ」と軽く見られがちですが、その暗記の仕方がわからずに苦労する生徒さんも結構います。

テストキャンプをきっかけに暗記のコツをつかみ、苦手だった社会がいきなり得意科目になった生徒さんもいます。

集中しやすいようにメリハリをつける

現在各科目の暗記時間を20~30分で区切っています。

子供の集中力が続く時間は50分、15分と諸説あります。You-学舎ではもう15年以上このテストキャンプを続けていて、試行錯誤をしてきましたが、暗記という単調な作業はやはり長く続けると人によっては効率が下がると判断し、科目をグルグル回していく現在のサーキット形式になりました。

これからもより良い方法を探り、マイナーチェンジは続けていきます。

数学以外は暗記優先

数学もここ何年かテストで用語を出題される傾向が強くなっていますが、それでも暗記量は微々たるものです。数学は基本問題の演習を中心にしますが、それ以外は暗記を優先します。

各科目暗記することの一例

国語→新出漢字、語句、古文の単語や現代語訳、作者名

英語→単語(英語→日本語、日本語→英語)

理科、社会→用語

国語は各学校で使用している漢字教材を覚える

原則的に各学校のテスト範囲に合わせてこちらで準備した教材を使って暗記をしていきますが、国語の新出漢字は学校で使用している漢字ドリル(ワーク)を覚えてもらっています。その方が効率よく点が取れるからです。

社会は暗記アプリ“Monoxer”使用

社会はとにかく覚えることの分量が他の科目とくらべて多いので、効率を上げつつ暗記の定着を確実にするために、普段の授業でも導入している暗記アプリ“Monoxer”を活用しています。

覚える時間を特に作るのではなく、画面に出てきた問題を解いていると、搭載されているAIが各用語をどの程度暗記しているか判断します。

勢いで覚えてすぐ忘れる短期記憶にならないようにできています。

テストキャンプの有効活用を!

6時間ほぼぶっ続けのテストキャンプ。同じやるならば参加者のみなさんにはより多くのものを得てほしいと思います。

正しい暗記の方法とは

テストキャンプは点数アップはもちろんですが、「正しい暗記の仕方」を身につけさせていくことも目的の一つとしています。

①覚える時間は極力短く

「暗記ができたかどうかを最終的に確かめるためにテストをする」

ということはたいていの生徒さんは理解しています。

しかし10分、15分と暗記にしがみついたまま、なかなかテストをしたがらない生徒さんがいます。

「覚えているかどうか自信がない」とご本人は言いますが、根底にあるのは「テストで間違えることがイヤ」という気持ちです。

②どんどんテストをしよう!

気持ちはわかります。間違えてうれしがる人などいません。

しかし間違ってはいけないのは本番のテストの時だけであって、それまでは間違いを恐れずに最初からテスト形式で自分を試し、あとは根気強く間違ったものを正解するまでテストし続けるというやり方が正しい暗記の方法です。

③暗記は自分との闘い

とは言うものの、中学生にとってこの作業は苦しいものです。

暗記が苦手(嫌い)な方は、「何回やっても覚えられない」と投げやりになることがあります。

もちろん「何回やっても覚えられない」こと自体も苦しいのですが、

もう一つは「何回やっても覚えられない自分を直視する」ことが苦しいのです。

④できないことを出来るようにする、それが成長

そんな自分を乗り越えるには淡々とテストを繰り返すしかない

できないことがあるということはそこに伸びしろがあるということ

目先の小さな失敗を恐れ、ごまかして得られる満足よりも、自分を見つめる苦しさを乗り越えて成果を得た時の喜びの方が何倍も何十倍もすばらしいことを、このテストキャンプを通して伝えていきたいと思っています。

知っ得テクニック

①暗記があまり進んでいないなら2日間参加がBest!

定期テストは学校での授業1~3か月分の知識が試されるのですから、その暗記の量も多くて当然です。

ですから暗記は何日間に分けて繰り返すのが理想ですが、テスト前は提出物も多く、なかなか暗記に時間がかけられないこともあります。

暗記ができていない人はせめて2日間出来る限りの暗記を進めましょう!

②暗記の最終確認がしたいのなら1日参加がおススメ!

理想的なのは、自分で暗記を進めておき、本当に覚えられたかどうか、漏れはないかの確認でテストキャンプを活用するという使い方です。

③学校の情報を事前に知らせる

学校の先生が「これは出す」という情報は知らせてください。

出るとわかっていることは、徹底的に準備すべきです。

④提出物はテストキャンプ前に終わらせておく

提出物も得点源です。出せば点が取れるのですからテスト勉強の中でも最優先事項です。提出物ができていない場合はテストキャンプよりも提出物完成を優先させます。

「暗記」無くして「思考」無し!

「大学入試改革」「小・中・高の教科書改訂」と現在日本の教育は変化し続けています。今までの「暗記重視」の学びから「思考重視」の学びへとシフトしています。

そうなると「思考が大事で暗記は二の次」と思われがちですが、それは違うと思います。

考えるには様々な知識、情報が必要です。頭の中に何も入っていないのにどうやって考えるのでしょうか?

「暗記」だけで止まっていた学びから「暗記」したことを使って「思考」する学びに前進したのです。

つまり「暗記」はゴールではなくなり、できて当たり前のベースになったということです。

私たちは時代の変化と共に変えるべきは変えつつも、学びの根本はゆるぎなく守っていきたいと思います。

You-学舎では「テストキャンプ」も含め、成績アップのための定期テスト対策を実施しています。詳しくはこちら👇をお読みください!